― 事業内容 ―
鉄骨加工・鋼板加工
主に東海地域のビル、ホテル、公共関連施設等の建築用のH形鋼や溝形鋼をはじめとした鉄骨や鋼板の加工を、技術と経験を活かした少数精鋭のスタッフによって地域の中小ゼネコン様へ供給しています。切断・穴あけ・タップ・切り欠き・R曲げといった鉄骨や鋼板の機械加工と、塗装作業を自社工場内にて実施可能です。
また、近年この地域で建築が盛んになっている物流センターを主とした無柱大空間向けの鉄骨加工に関する需要に応えるべく、2023年10月に新たなショットブラスト(KACX-ⅡA:新東工業)を1基導入しました。さらにホイストクレーン4.8tも同時期に設置しています。
溶接・鉄骨製作の資格を持つ多数の熟練技術者を核として、これからも高品質な加工品を生産してまいります。
主要設備一覧
機種名 | 型番・仕様 |
H鋼開先加工機 | ハタリ |
鋼板開先加工機 | 新鋼工業 |
ショットブラスト機 | 新東工業 |
鉄骨溶接ロボットシステム | 神戸製鋼所 |
帯鋸盤 | アマダ |
コピーボール盤 | アマダ |
アングルカッターポンチング | 昭和精工 |
NC3軸多軸ボール盤 | アマダ |
シャーリングマシン | 関西鐵工 |
油圧プレス | 松田製作所 |
ホイストクレーン 4.8t、2.8t | 日本ホイスト |
仕上げ塗装
社内にて鋼材の耐食性・防錆性・耐錆性を向上させるための錆止めや養生のための塗装も十分な配慮をした上で作業にあたっています。
2023年10月には門型ホイストクレーン4.8tを1基増設し、大物の形鋼への対応力をさらに充実させました。
ショットブラストの導入による塗装工程の品質向上
ショットブラストとは
ショットブラストとは、鉄骨や鋼板等の対象物の表面に投射材(細かい砂や鋼製・鋳鉄製の小さな玉)を吹き付けたり衝突させることによって、金属表面を凸凹に粗く削る加工方法です。
ステンレスやアルミといった金属に対する意匠性のあるショットブラストの使用方法とは違い、鉄骨へのショットブラストは錆の浸食防止や塗装面を均すなど、被塗装材料の塗装品質の向上を目的とした下地処理の加工として使用されます。
山本工業では2023年10月にショットブラスト1基(KACX-ⅡA:新東工業)を新たに導入し、より高品質で幅広い建築用鋼材の供給に努めます。
ショットブラスト KACX-ⅡAの仕様
項目/形式 | KACX-ⅡA | |
処理寸法 | 最大H×W(mm) | 1,000×400 |
最小H×W(mm) | 150×75 | |
最小長さ(mm) | 900 |
KACX-ⅡAの仕様に関する情報はメーカーHP(新東工業)をご覧ください。
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